WordPressで投稿をしたとき、抜粋文の文字数はデフォルトのままだと 110 文字となっていています。
また抜粋文の最後の文字列も […] となっていて、見栄えがいいとは言えないでしょう。
それから固定ページにはデフォルトで抜粋機能はついていません。
今回は抜粋に関する以下の方法について解説します。
- 抜粋の文字数を変更する
- 抜粋文の最後の文字列 […] を変更する
- 固定ページにも抜粋機能を追加する
目次
抜粋文を文字数を変更
抜粋文の文字数を変更するには、下記コードを functions.php
に記述します。
// ↓ 抜粋の文字数を変更する
function change_excerpt_length($length)
{
return 80; //変更する文字数
}
add_filter('excerpt_length', 'change_excerpt_length', 999);
フィルターフック 'excerpt_length'
で抜粋の長さを定義しています。
上記コードで抜粋の文字数が 80 文字となりました。
注意点として第3引数は 999 のままにしてください。
999などの優先順位を正しく設定してください。そうしないと、この関数のデフォルトのWordPressフィルターが最後に実行され、ここで設定した内容が上書きされます。
引用元:WordPress.ORG
抜粋文の最後の文字列 […] を変更する
抜粋文の最後の文字列 […] を変更するためには、先程同様 functions.php
に下記コードを記述します。
// ↓ 抜粋文の最後の文字列[…]を変更する
function change_excerpt_more($more)
{
return '……'; //変更後の文字列
}
add_filter('excerpt_more', 'change_excerpt_more');
フィルターフック'excerpt_more'
で、抜粋文の後に来る文字列を変更しています。
固定ページにも抜粋機能を追加する
固定ページには抜粋機能がデフォルトで有効にはなっていません。
これを有効化したい場合は functions.php
に下記コードを記述します。
// 抜粋機能の有効化
add_post_type_support('page', 'excerpt');
関数のadd_post_type_support( $post_type, $supports )
は、投稿タイプ別の機能を設定することができます。
今回の場合は以下のように設定しました。
- 第1引数
$post_type
に'page'
として「固定ページ」を指定 - 第2引数
$supports
に'excerpt'
として追加する機能に「抜粋」を指定
以上、抜粋機能のカスタマイズについての解説は終わりです。
お疲れさまでした。